BCP(事業継続計画)とは、企業が災害、感染症やテロ攻撃などの緊急事態に遭遇した場合において、事業資産の損害を最小限にとどめつつ、中核となる事業の継続あるいは早期復旧を可能とするために、平常時に行うべき活動や緊急時における事業継続のための方法、手段などを取り決めておく計画のことです。
近年では自然災害が多発したり、BCP策定を企業間取引の必須条件とする企業も増えたりと、必要性が増してきています。当協議会の企業部会においても会議の中で話題となり、企業同士の連携や、地域との連携も踏まえたBCPの策定に取り組もうということになりました。
現状ではBCPを未策定の企業もある中で、まず第一歩として勉強会をしようということになり、令和元年11月21日(木)15:00~17:00に道の駅「愛彩ランド」の交流センターでBCPセミナーを行いました。
当日は、13企業よりBCP策定の担当者16名が参加し、大阪府のBCP策定支援事業を活用して東京海上日動火災保険㈱より講師を派遣してもらいました。座学では、BCPが未策定の企業は策定に向けて、策定済の企業は内容の更新に向けて真剣に講義を聞き、またグループワークでは緊急事態が起こった場合を想定して、するべきことをイメージすることができました。また企業間の情報交換や交流にもつながり、濃い時間を過ごすことができました。