育樹(下草刈り)・たけのこ掘りイベントを開催しました
平成27年4月25日(土曜日)に育樹(下草刈り)・たけのこ掘りイベントを岸和田市との共催で開催しました。
当日は天候もよく、参加者の方々もスムーズに活動を行うことが出来ました。
(左:下草刈りの様子 右:たけのこ掘りの様子)
フウロウの森再生プロジェクト
里地里山環境が残る丘陵地区では、豊かな自然の象徴であるフクロウが生息しています。 しかし、現在、放棄耕作地の増加や、放置竹林の拡大などにより、その生息環境が荒廃しつつあります。 「フクロウの森再生プロジェクト」とは、これら放棄耕作地や放置竹林を適正に管理し、良好な里地里山環境の形成を目指す取り組みの総称です。
下草刈り・たけのこ掘りイベントのご報告
先ずは育樹(下草刈り)に先立ち、今回のイベントの主旨の説明がありました。 皆でフクロウの棲む里地里山環境の保全をしようという目標を持ち、育樹(下草刈り)の場所へと向かいます。
下草刈り
以前に植樹イベントで植えた苗の周りに雑草が生えているので、しっかりと手で抜いていきます。 まだ生えてから時間が経っていないので、子どもたちにも簡単に抜くことができました。
たくさん下草を刈ってくれた子どもたちには、木登りでも自然に触れてもらいました。 その間も大人たちが下草を刈り続け、苗の周りの雑草がスッキリとしました。
→ (草刈り前→草刈り後)
たけのこ掘り
下草刈りを終えると、次はたけのこ掘りです! 作業を始める前に、大人も子どももしっかりと講習を受けます。 講習を受け終え、道具を手にしたら早速たけのこを探し、掘り出していきます。
大人も子どもも、力いっぱい土を掘っていきます。一本採るのも一苦労! ですが、まだまだ周りにたけのこは埋まっています。
たくさん採れた内の何本かは、その場で皆さんに試食していただきました。 お醤油などで味付けして食べると「美味しい!」という声が聞こえてきました。
今後も丘陵地区では、里地里山の保全をテーマに様々なイベントを予定しておりますので、皆様のご参加をお待ちしております。